こんにちは、 Hasselblad technical salesの黒川です。
九州旅行以降、最近はなかなか撮影に行けておりませんが、そういった時期は自分の撮影した写真を見返しながら、ほかの方の写真と見比べて分析を行っています。作例撮影はもちろん、作品制作も行っているため、こうしたインプットとアウトプットの積み重ねは欠かせません。
普段どのような旅をしているかは、セキドオンラインストアのコンテンツでご紹介しております。よろしければ、こちらもご覧ください。
さて、少し前にあたる3月28日と29日に、新宿の北村写真機店で「Hasselblad Touch&Try Event」を開催しました。
会場の北村写真機店はHasselbladの正規代理店で、現行製品を実際に手に取れるだけでなく、購入相談にも対応しております。
同店イベント開催3回目となる今回は、北村写真機店のB1イベントギャラリーで通常のTouch&Tryに加え、SNS公募による「#十人十色Hasselblad作品展」も初開催しました。本記事では、その模様をご紹介します。

Touch&Try Event
タッチアンドトライ(以下、T&T)では、どの会でも現行製品を全て触ることができます。デモ機を会場に展示し、その場で撮影もお試しいただけます。
T&Tではデモ機のレンズをお客様ご自身のHasselbladカメラに取り付けて撮影したデータはもちろん、弊社デモ機で撮影したデータもお持ち帰りいただけます。ご希望の際はCFexpress Type B をご持参いただき、カメラに使用できるようあらかじめご準備いただければ対応可能です。お時間に余裕がある場合は、お手持ちの記録媒体やスマートフォンへ、PC経由でお渡しすることもできます。
また、Hasselbladの編集ソフト「Phocus(Mac版、PC版)」や「Phocus Mobile 2(iPhone、iPad対応アプリ)」は無料で利用できます。持ち帰ったデータをPhocusで編集したり、Phocus Mobile 2に保存したりすることもできます。もちろん、Adobeシリーズやその他のソフトで使用することも可能です。Hasselbladならではの描写を、ご自身の環境でじっくりお確かめください。RAWデータを使って、レタッチ時の劣化耐性を確認してみるのもおすすめです。
製品のご相談
T&T開催中は、セキドのHasselblad担当者が会場に基本的に常駐しております。そのため、製品をご検討中の方はもちろん、すでにお使いのオーナー様からのご相談やご質問も受け付けております。
購入前に気になる点や使用時のご相談、Hasselbladへのご意見やフィードバックなどがあれば、ぜひ会場でお声がけください。対応可能な範囲であれば、その場でご案内やサポートも行っています。
なお、センサークリーニングや修理対応は、Hasselbladのメーカーアフターサービスにて承っているため、イベント会場では対応は行っておりません。ご希望の際は、最寄りの正規取扱店またはメーカーサポートまでご相談ください。
トークショー&セミナー
イベントでは、写真家やフォトグラファー、セキドのHasselblad担当によるトークショーやセミナーを開催することもあります。今回は私が担当し、13時から 「Hasselblad製品の紹介 ~望遠レンズ編~」をトークテーマにお話ししました。

現行の望遠レンズである75P、80、90V、135の4本に注目し、似た焦点距離の中でそれぞれの描写や特長を比較しながらご紹介しました。Xの作例で使用していない写真も交えつつ、それぞれのレンズの違いや魅力をお伝えしました
ご参加いただいた皆様にも感じていただけたかと思いますが、この4本には、それぞれ異なる個性があります。用途や好みに応じて使い分けることができるため、どれが一番良いかとなるとお答えできません。全部、おすすめいたします。
#十人十色Hasselblad 作品展
15時からは「#十人十色Hasselblad作品紹介」をトークテーマにお話ししました。この展示会は、写真家やフォトグラファー様の作品のほか、Xで皆様から募った作品も含めて10点をセレクトして額装し、ギャラリーに展示する初の企画でございました。各展示作品のご紹介を行ったほか、ハッシュタグでご参加いただいた皆様の作品も実際にXで見ながら、時間の許す限りご紹介しました。
北村写真機店のご協力により、作品をプリントしてギャラリーに展示することで、写真を作品として表現する楽しさもお伝えできました。SNSで後から作品を見返すこともできるため、現地参加できなくとも雰囲気を楽しむことができたと思います。今回この企画を実施し、あらためて開催して良かったと感じました。

Hasselbladはこれまで、特に写真家やスタジオ撮影の現場で選ばれることの多いカメラでした。H Systemの時代は機材も大きく、趣味で所有するカメラとしては、一般的なメーカーやLeicaなどと比べて、認知度やユーザー数が限られていた印象があります。
その流れを大きく変えたのが、2016年に登場した世界初の中判ミラーレス一眼のX1Dでございます。中判ならではの高画質を保ちながら、従来よりも携行しやすいシステムとして登場し、Hasselbladをより身近に持ち出せる存在へと変えました。さらに2022年には、手振れ補正を内蔵させたX2D 100Cが登場。一般的なカメラと同じように扱いやすいシステムへと洗練されました。

こうしたX Systemの登場によって、Hasselbladユーザーは大きく広がりました。一方で、ユーザー同士が語り合ったり、Hasselbladで撮影された作品を気軽に見たりできる場は、まだ多くなかったように思います。
今回の 「#十人十色Hasselblad」は、写真家やフォトグラファーに限らず、さまざまな方のHasselblad作品を集めて展示し、多彩な表現に触れられる場をつくりたいという思いで企画しました。

今後も機会を設け、第2回、第3回と続けていければと個人的に思っております。それまでの間も、ぜひハッシュタグ #十人十色Hasselblad を付けて素敵な1枚をご投稿いただき、ほかの方が撮影したHasselblad作品もあわせてお楽しみいただければ嬉しく思います。私もこのタグを日々拝見しておりますので、ぜひ皆様の作品を投稿していただければ幸いです。
皆様も参加してみませんか?
今回は北村写真機店のイベントの様子をご覧いただきました。Hasselbladのイベントは、製品に実際に触れられるT&Tがメインですが、参加することで製品体験にとどまらない出会いや発見が生まれる場でもあります。そうした魅力が、本記事を通して少しでも伝わっていただけたら幸いでございます。
イベント期間中は、展示した作品を撮影された方や、多くのHasselbladオーナーが来場し、会場内ではご自身のカメラや撮影した写真、Hasselbladの魅力について語り合う様子が度々見られました。作品を通じて自然に集い、交流できる場をつくりたいという今回の企画意図が、会場で実現できたことを主催者として嬉しく感じております。本イベントにご参加いただきました皆様、改めて感謝申し上げます。
数日間の開催ではありましたが、Hasselbladで撮影された作品が並び、実際に製品に触れ、ときにはHasselbladについて語り合える場を実現できたことを嬉しく思います。
本レポートをご覧いただいた皆様とも、次回のイベントでお会いできることを楽しみにしております。







